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ヤマニ味噌 | タウンガイド | すたっとTV

ヤマニ味噌

<佐倉のおみそ>

関東地方の庶民の間に味噌が普及したのは、遠く信長、秀吉のころからと言われ、 江戸幕府の繁栄とともに下総は、豊富な米と大豆それに行徳の塩を背景に、 味噌・醤油の名産地となりました。
堀田十一万三千石の城下町として栄えた佐倉の市内には、今でも「味噌部屋」 という地名が残っています。これは、武士が戦時はもちろん、平時でも、いかに貴重な栄養食糧として味噌を考え、 育てていたかを物語っています。
かつて佐倉には何社も味噌醸造業者がおりました。 しかし今では弊社のみとなっております。伝統の味を後世に伝えるのが我々に課せられた使命であり、誇りであります。ヤマニ味噌は昔ながらの製法を頑なに守り、今までもこれからも、佐倉のおみそとして古き良き日本の味を伝え続けてまいります。
本物のお味噌のコク、本物のお味噌の旨み、本物のお味噌の味伸びを是非一度お試し下さい。

住所
千葉県佐倉市並木町33
ホームページ
http://www.yamanimiso.jp/
営業時間/定休日
9:00~18:00 無休
お問い合わせ
電話 043-485-4111
FAX 043-485-4112
ヤマニ味噌のこだわり
■素材選び
お味噌の原料は米・大豆・塩・水と、大変シンプルです。
そのシンプルさゆえ、素材選びに妥協すると即味に反映されてしまいます。
「出来上がる味噌を想像し素材を見極める」経験に裏打ちされた職人にのみ出来る匠の技です。
菜の花みそ、胚芽米入りみそは、厳選された国産大豆・国産米・国産塩を使用。
仕込水には、創業当時より使用している地下30メートルから汲み上げる清冽な地下水を利用しています。

■代々受継がれる伝統的製法
ヤマニ味噌の味噌作りに妥協はありません。
雑味のもととなる大豆の皮を研磨して使用し、最高の状態で熟成させるため、蒸しと煮の両工程を職人の経験と勘を頼りに絶妙のタイミングで行います。
お味噌の大豆は蒸すか、煮るかのどちらか一方のみを行うのが一般的ですが、それぞれの良さを引き出すために両工程をあえて行います。
これがヤマニ味噌に代々伝わる仕込方法「半煮半蒸し製法」です。
仕込み桶には古いもので百年以上使用している四トンの杉大桶を使用し、熟成発酵を促進させるため、熟成途中で天地返し(別の木桶への味噌の移しかえ)を行います。
どれも手間のかかる作業ですが、手間を惜しんで美味しいお味噌は出来ません。
代々受継がれる伝統的製法と味噌造りに対するプライド。
全ては「昔ながらの美味しいお味噌」を造るためのこだわりです。

■ヤマニ味噌だけの味
近年のお味噌は人工的に培養した酵母を添加することが一般的になりつつあります。
そうすることで味噌の香りは際立ち洗練された味のお味噌が出来上がります。
しかしその反面、どのお味噌も似通った風味になり味噌蔵独自の個性(蔵ぐせ)が失われてしまうと我々は考えています。
ヤマニ味噌は洗練された味のお味噌は造りません。
人工的に培養した酵母は一切添加せず種味噌の力のみで発酵熟成させています。
他では味わえないヤマニ味噌だけの味、昔ながらの味造りを我々は目指しています。