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STaD×三門農園×山万ユーカリファーム「一年間のしめくくり「収穫祭」開催!」 | トピックス | すたっとTV

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STaD×三門農園×山万ユーカリファーム「一年間のしめくくり「収穫祭」開催!」

2022/11/29

一年間のしめくくり「収穫祭」開催!
 風も穏やかに青空が広がった11月6日(日)、春から「アイガモが育てる米づくり」に一緒に取り組んできた皆さんとスタッフを含む総勢90名が参加し、山万ユーカリファームで今年のしめくくりとなる「収穫祭」を開催しました。
 まず、ユーカリが丘南公園からほど近い畑でさつまいもを収穫。ユーカリが丘の街並みから5分ほど歩いただけで景色が一変し、里山の原風景の中に畑が広がります。山万ユーカリファームのスタッフが収穫の仕方を説明した後、お父さんたちがさつまいもの蔓を切り、少し掘り起こすとさつまいもが見えてきます。子どもたちが懸命に掘り起こしては持ち上げて「とったぞー」とポーズを決めてくれました。
 収穫を終えて、山万ユーカリファームの青空BBQ場へ移動。BBQ場では三門さんが籾殻を燃料に釜でご飯を炊いていました。4台設置されたコンロにも大根・さといも・人参・しめじなど旬の野菜が入ったアイガモ汁の湯気が立っていました。お米は6升を用意し、参加者が持参したボウルなどに分けて、それぞれの家族でおにぎりを作りました。その間に鍋に入れたアイガモ肉で作ったつみれにも火が通り、熱々のアイガモ汁とおにぎりでテーブルを囲みました。
 苗を植え、稲刈りを行い、収穫したお米とそのお米を育ててくれたアイガモ。自然の恵みと命が宿る循環に改めて感謝する気持ちを感じながら、秋晴れの下、芝生でくつろぎ、談笑し、子どもたちは走り回ったり、遊具で遊んだりと、家族で思い思いのひとときをゆっくりと過ごしていました。
 これまでの体験を振り返り、参加者からは「全てが初めての体験ばかりでとても有意義な時間を過ごした」「田植えから稲の収穫までの体験や自然の中でしかできない体験で、農業の大変さと自然の面白さを子どもと一緒に学び、思い出深い経験ができた」「体験は楽しいことばかり。農家さんの苦労は計り知れない」などの声が寄せられました。
 アイガモ農法は古くから伝わる伝承の農法です。先人の苦労を体験することで、便利になった日常に改めて感謝の気持ちを覚えます。昨今の円安、輸入事情の悪化はさらに生活に暗い影を落としています。私たちにとって、安心安全で安定的な食はどこにあるのか、身近にある自然と環境を一緒にみつめてみませんか。ご興味ある方はぜひご一緒しましょう。