トラック一台分の薬より、一台の自転車 | まちづくりキャスターブログ | すたっとTV

写真は我が家の自転車たち。
写っていない自転車を含めると
全部で7台ある。
我が家は4人家族なのに何故～?
と思うけど、夫の趣味だから仕方がない。

我が家はママチャリ(軽快車)を含めて
(1)マウンテンバイク(2)ロードバイク(3)クロスバイクと
全種類の自転車を所持している!

簡単に説明すれば
(1)マウンテンバイクは野山を駆け回ることを
得意としている車体は重いけど頑丈なバイク

(2)ロードバイクは舗装道路専門だが
長距離をより速く走るバイク

(3)クロスバイクはマウンテンバイクとロードバイクの中間
にあたるようなオールマイティーなバイク

そんな自転車家族の代表
我が夫は自転車ツーキニスト(通勤者)♪　*1である。
週に数回は片道30kmを通勤している。

もともとマウンテンバイク派だった夫は
近年ロードバイクにシフトした。

よくよく聞けば夫をロードバイクに誘ったのは
近所のパパさん。
ご近所のパパさんは富士山五合目まで自転車で登る
ヒルクライムレースに出ている本格派。

そのパパさんに誘われ
一緒にヒルクライムレースに出ると
言ってしまったとか?!

私達女性陣がママチャリではない
自転車に乗るとしたら??
お勧めはクロスバイク。

クロスバイクは買い物にも使えるし、
遠出も出来る。
登り坂では車体が軽いし、ギアも付いてるから
ママチャリとの違いを実感できるはず。

自転車の種類を選ぶ時に大事なのは
乗る目的である。

トレーニングとして乗るのか、
買い物などにも使うのか、
未舗装の道も走ったりしたいのか・・・等々。

自転車の種類が決まったら
パーツにもこだわりたい。

いわゆるママチャリと言われる軽快車と違って
ロード・マウンテン・クロスバイクなどの
スポーツタイプの自転車は
サドルのクッションは硬いし、籠も付いていない。
タイヤによっても乗り心地が違う。

サドルやタイヤは購入時にすでに自転車と
セットになっているので軽視しがちだけど
見た目重視の私でも
これらはとっても重要だと思っている。

面白いもので精神的に疲れている時は
自転車で少し走ってもすぐ疲れるけれど、
元気な時は心拍数は低いままだ。

私が運動に自転車をお勧めする最大の理由は
楽に長い時間、自転車をこぎ続けられるということ。

有酸素運動の効果を得るには運動を20分～30分は
続けて行うとよい、とは良く言われる事である。
しかし年齢がかさむと20分以上の運動を継続して
行える運動がなかなかない。

20分以上、走り続けたり泳ぎ続けたりすることは
今まで全く運動をしてこなかった方には
それはツライこと。
三日坊主の原因だったりする。

長時間続けられるということは
エネルギー消費量が多くなるので
肥満予防・減量効果もある。
血流が速い状態が続くので
循環器系の疾患予防が期待できる。

さらに自転車は身体に衝撃がないから
膝や腰の傷害を起こしにくい。
バランス感覚も必要だから
転倒予防の効果を期待できる。

ママチャリ(軽快車)とは違って
スポーツタイプの自転車は
やや前かがみの姿勢で乗ることになるので
下半身だけでなくお腹や背中の体幹や
腕の筋肉まで使う。

前かがみの姿勢は
ペダルに力が入りやすく、正しい姿勢で
正しくこぐことができれば
太ももの外側、内側の筋肉に加え
太ももの前面や後側、お尻の筋肉までも使うので
ヒップアップ効果も期待できる。

初めからすべてを揃えようなんて無理。
出来る事から始めてみましょう。
ママチャリでも十分に楽しめます。

今、自転車に乗って印旛沼周辺を走れば
稲刈りのトラクターの音。
沢山の白鷺。
草のにおい。
むわっとするアスファルトからの暖かい空気。
秋を感じる涼しい風。
これらすべてを肌に感じることができます。

この秋、少し格好いい自転車に乗って
気持ちいい風に吹かれると
きっと心も穏やかにリセットされます。

あなたを印旛沼のサイクリングロードが待ってます♪

*1　疋田智　『自転車ツーキニスト』より